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​冒険の舞台

様々な国家、種族、宗教、文化。

それぞれが正義と誇り、覇権をかけて争う世界。

  • 守下 尚暉 著者ページ
  • 守下 尚暉
​国家
WORLD『国家』

​舞台はファルファデラの北西部

​17の国がひしめくパルスタリオン大陸

    :友好関係

    :敵対関係

線なし :国交なし

三つの大陸から成るファルファデラ

カドルステイト物語の舞台となる世界は『ファルファデラ』と呼ばれ、三つの大陸から成り立っている。そのひとつ。北西に位置するパルスタリオン大陸には殆ど砂漠が無く、テロメニアにある永久凍土を除けば、ほぼどこに行っても人間の国がある。しかし、多くの国がひしめき合っているせいか、争いの火が絶えることは無い。

​種族

人間と亜人種が存在し、共生・或いは対立する世界

ファルファデラには、人間のほかに、エルフ、ドワーフ、ファニー、ロイトン、ウルグといった亜人種が存在している。ファルファデラの歴史は、人間と亜人種が覇権と存亡を懸けて争った戦争の歴史でもある。その激しい戦いは、最終的に人間が勝利し、今ではほとんどの亜人種が人間によって絶滅、或いは駆逐されてしまっている。しかし一部の亜人種は、人間の生活圏から離れた森の奥深くに小さな部族を形成し、今もひっそりと暮らしているという。また、人間の社会にすっかり馴染んで共生している種族や、自分が亜人種であることを隠し、人間に紛れて生活を営む亜人種も居るようだ。

亜人種は、人間と身体的な特徴の違いがあるだけでなく、独特の文化や思想・信仰など、考え方や価値観にも違いがある。ほとんどの亜人種は人間より遥かに寿命が長い。その影響か、先の戦争の記憶を鮮明に覚えている者が多く、人間を忌み嫌う傾向にある。しかし彼等は恨み深い反面、義理堅い一面もあり、一度人間と良好な関係を築いた亜人種は、長くその友情を忘れない。

種族一覧

ファルファデラ全域に生息し、全種族中もっとも数が多い。実質、この世界を支配している種族といえるだろう。どんな道も極めることが出来る万能な能力が最大の長所。短命が故に自我が強く好戦的で、他種族と友好的な関係を築くのが苦手。

とても希少な種族で、その姿を人間の街で見掛ける事は殆ど無い。既に絶滅したと考える人間も多いが、ファルファデラの森奥深くに部族を形成し、ひっそりと暮らしている。長寿が故に​保守的かつ排他的で、人間を忌み嫌う者が多い傾向にある。

身体的に頑強な種族で、ファルファデラでは人間の次に数が多い。適応能力が高く、人間社会に馴染んで生活する者も居る。損得勘定に縛られ難く、不器用ながら一貫性がある。人間を含む殆どの種族と良好な関係を築いてるが、唯一エルフは苦手。

人間とほとんど変わらない姿だが、額に第三の眼をもつ希少な種族。非常に穏やかな性格の者が多く、自然を愛し、争いを好まない。額の眼を隠し、人間の中に紛れて生活する者も居る。亜人種の中でもっとも短命で、寿命は人間と殆ど変わらない。

長寿ながら身体の小さい種族で、一見、人間の子供のような姿をしている。絶滅した妖精族の末裔との説もある、大変希少な種族。仮に正体を偽って人間に紛れ込んだ場合、見破るのは非常に困難。臆病な反面とても陽気で、細かい事には拘らない。

恵まれた体躯をもつ種族。巨人族の末裔との説もあり、今や絶滅したとも噂されている幻の亜人種である。非常に誇り高い戦闘種族だったが、かつて戦争で人間に使役されていた屈辱の歴史があり、人間を忌み嫌う傾向にある。好戦的かつ排他的。

​宗教

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​魔法
魔法

魔力を介し、自然や感情に宿る​精霊の力を引き出す超常現象

人は、魔術師が操る超常現象を総じて『魔法』と呼んでいるが、実はその分野(スクール)はかなり細分化されている。また、魔法はその効果に対応した精霊の力を引き出すことで発現するが、同じ精霊の力を用いる場合でも、魔法の分野が異なればその効果も大きく異なる。魔術師は、同じ分野の魔法(あるいは同じ属性の精霊)を繰り返し使うことで、その分野や精霊・属性の熟練度が上昇し、反属性の熟練度は下降する。魔術師によって得意とする分野や属性に個性が出るが、熟練度はあくまで詠唱速度や詠唱中断率に影響を及ぼすのみで、魔法の効果自体には差が生じない。

自然元素魔法

​地・水・火・風・光・闇 6つの属性を司る、自然元素の力を扱う魔法

精神元素魔法

​精神・感情に宿る、8つの属性の精霊の力を操る魔法

アブジュレーション

​防御・解除魔法

コンジュレーション

​召喚・属性魔法

オルタレーション

​変身・変化魔法

チャームメント

精神・感情魔法

イリュージョン

​幻影・幻惑魔法

エンチャントメント

​魔力付与魔法

エヴォケーション

破壊・属性魔法

ディヴィネーション

​探索・看破魔法

ネクロマンシー

​生と死の魔法

魔法を発現させる為の方法は、どんな分野・属性の魔法であっても基本的に変わらない。

 1.触媒が必要な魔法の場合は、あらかじめそれを準備すること。

 2.決められた呪文を正しく詠唱すること。

 3.魔力を代価にそれを発現させること。

 

どんな魔法であっても、扱おうとしている魔法の強さに応じた魔力を術者自身が備えていなければ、たとえ同じ言葉を発したとしても魔法を発現させることは出来ない。ただし魔法のスクロールに記された呪文を詠唱する場合は例外である。魔法のスクロールには、その魔法を発現させる為の魔力も付与されているので、スクロールに記された呪文(一般人には読むことの出来ない古代文字で記されているが)を正しく詠唱することさえ出来れば、魔力を持たない者が読み上げても魔法の力を発現させる事が出来る。

 だが、魔法のスクロールは非常に高価なものである!

 希少なスクロールになると、たった1枚で国が買える程の高値が付く場合もあるのだ!

 ‥‥否! 古代魔法の神秘に、値を付けることなど不可能であろう!

魔法のスクロールを普通に読み上げて使用した場合、そこに込められた魔力も一緒に失われてしまい、呪文の書に書き写す事も出来なくなってしまう。通常、魔術師は魔法のスクロールを自分の呪文の書に書き写し、休息をとる度に覚え直すことで、何度でもその魔法を扱うことが出来るのだ。魔法のスクロールに記された魔法を呪文の書に書き写さずに、一度限りの詠唱で消耗してしまうのは、非常に勿体無いことである。尚、呪文の書に書き写した場合もスクロールに込められた魔力は失われる。魔力を失ったスクロールは、そこに記された呪文を読み上げても、二度と魔法の力を発現させることが出来ない。即ち、スクロールに付与された魔力に頼ることなく、呪文を詠唱して魔法の力を発現させることの出来る者を、人は総じて『魔法使い』と呼んでいるのである。

尚、魔法によっては射程が長い魔法や範囲が広い魔法など、それぞれ個別に効果範囲が設定されているが、一般的に効果範囲の広い強力な破壊魔法は、そのぶん味方を巻き込んでしまうというリスクを伴う。そういった魔法を使用する場合、しっかり味方と意思疎通をとっておかなければ非常に危険である。また、感情を操る精神系・幻影系の魔法の場合、破壊魔法の様な殺傷力を持たない代わりに、効果範囲内に味方が居ても問題ないので扱い易い(敵対する者のみに影響を及ぼす) ただし欠点として、精神系・幻影系の魔法は、不死生物(アンデッドモンスター)や魔法生物(エンチャンテッドモンスター)には効果が無いので一長一短‥‥要は仲間との意思疎通と状況に応じた使い分けが重要である。魔法とは、決して万能な力ではないのである。

​冒険者

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