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​第五部『記憶の器』

「ディルティンバーという人物になった時、

​今のあなたは、どうなってしまうの?」

目を覚ましたスティンファー=レイスから、その名が刻まれた大弓と分厚いスクロールの正しい使い方を聞き出したデインは、それらを用いて真の故郷を探す為の旅を再開した。そんなデインの元に、敵対国であるジアンティス帝国の総督から、突如として書状が届く。やがてデインは、周辺諸国を侵略し続ける帝国の裏に隠された真の目的と、自分を育てたバーン長老の意外な過去を知ることになるのだった。主人公デインが、長い旅路を経て、ついに真の故郷に足を踏み入れる、超長編ファンタジー小説第五弾。

(17.3万文字、文庫本325ページ相当)

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