top of page

​第二部『贖罪の雫』

​「わたしは、そんなあなたのすべてを、いま、ゆるします!」

長老から、自身の出生の謎について聞かされたデインは、真の故郷を探す旅に出た。その手掛かりである弓の鑑定依頼でリフレアから紹介された人物は、リドネス解放戦においてデインに絶望を与えた大司教だった。その事を知らないリフレアは、鑑定を突然取り下げると言い出した若者の心の変化に疑問を抱きながら、自らも罪悪感と葛藤に苦しみ始める。やがて、運命に導かれるようにして、意外な者達がデインの元に集まってきた。主人公デインが、旅を共にする仲間と出会うまでを描く、超長編ファンタジー小説第二弾。

(13.6万文字、文庫本258ページ相当)

bottom of page