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​第六部『永遠の命』

「一見、不完全に思える、限りある命こそが、

​完全なる不死性といえるでしょう」

遙かなる太古の時代。人類は、魔法の力で完璧に統治された究極の理想郷を築いていた。その国の名はカドルステイト。そこには時間の概念が無く、全員が高度な魔術師にして永遠の命を持っていた。しかし、無限に思われた魔力の源には、実は大きな代償が伴っていた事を八人の聖堂魔術師達は突き止め、その事実を聖堂院に報告する。それを受けて聖者達が下した判断は、誰も予想しなかった意外なものだった。カドルステイトの生き残りであるイモータル達の過去が明かされる、超長編ファンタジー小説第六弾。

(14.2万文字、文庫本269ページ相当)

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